ちぐはぐパッチワーク

スローで楽しい日々の暮らし。

ほっこり広場に現れたドクターヘリ

宇佐美の浜辺には、ドクターヘリが離着陸するためのヘリポートがある。楕円形のそのスペースはちょっとステキな感じのタイル張りになっていて、何かのステージに見えなくもない。近くにある「臨時ヘリポート 伊東消防署」と書かれた控えめな看板が目に入らなければ、ただの公園の広場なんだろうなと思ってしまいそうな平和的な雰囲気を漂わせている。実際に、お弁当を広げてピクニックする人たち、追いかけっこして遊ぶ子供たちをよく見掛ける。私の中ではヘリポートよりも、ほっこり広場としての認知の方が上回っていた。

 

 

今日も海に訪れていた私とおじさんは、そのほっこり広場から少し上がった遊歩道のところで、穏やかに波立つ水面を眺めていた。「今日は波が静かでサーファーの人も少ないねぇ」なんて話していたら、サイレンの音が聞こえてきて、すぐ近くに消防車と救急車が停まった。車から降りた救急隊員の人が小走りでこちらにやってくる。「まもなくここにドクターヘリが到着します!強風が吹きますので、離れたところに移動してください!」

 

 

おお、そうだった。ここはほっこり広場じゃなくてヘリポートなんだよな。と、認識を改める。私とおじさんは少し離れたところに移動して、ドクターヘリの到着を待った。しばらくすると、山の向こうからバリバリと音を立てながらドクターヘリが現れた。海に向かって進んでいたヘリは、くるりと180度旋回して、強風を纏いながらゆっくりゆっくりヘリポートに着陸。緊急事態というものを目の当たりにして、手に汗を握りながら事の次第を見守った。

 

 

 

 

ここにヘリポートがあるということは、今後もこういう機会に遭遇する可能性があるということか。というか、私自身がお世話になる可能性だってゼロではない。移住するにあたって心配だったのが病院問題で、調べたところ、個別の医療機関と市内にひとつある総合病院で対応できない場合は、隣町の大学病院まで行くことになりそうということだった。今日見たドクターヘリも、おそらくその大学病院から来ていたものだと思われる。よほどの緊急性がない限りは救急車で運ばれるらしいけど。

 

 

いま現在骨折で通院している身として、病院問題に関しては、やや実感を交えて再考していたところではありました。でも、どこに住んでいても完璧な治療を受けられるという保証はないし、それよりもまずは自身でできるところから、健康管理をしっかりしていこうと思った次第。ちょうど健康診断の案内が届いたところだしね。今年はちゃんと受けに行こう。